2019年5月7日火曜日

ツナガル・ツタエル しあわせと豊かさのタネ


あっという間に1週間たってしまいましたが
平成最後の日は
『しあわせについて、豊かさについて、話をしよう vol.2
 with 堀田義樹&ぬん』に参加してきました


この会は「しあわせの経済フォーラム」に
キールタン(歌うヨガとも呼ばれるインドの賛美歌のようなもの)を
担当された堀田義樹さんと

ヨガや呼吸法、瞑想などを担当されたぬんさんが
 

『自分のためだけのヨガを超えて、社会や地球のためのヨガを広げていくこと。
ヨガの世界と、社会や環境活動の世界を融合していくこと。
ヨガが、これからの時代の変革に大きな役割を果たせると信じて』

とにかく何かやってみよう、と
手探りながらもはじめてくださったものです



私はこれからの時代は
何かこれまでの時代とは
全く違ったやり方でやっていくのがいいのではないかな、
と感じているので


このようにとにかくやってみて、会を重ねていきながら
みんなで良い方法を探していく
 
というのは
とても素晴らしいことだと感じています



前回の感想を
イベントページに参加者のみんなで書き込んだところ
それを読んで次回はぜひ参加したいと感じてくださった方も多く
https://www.facebook.com/events/757598881266066/


ゴールデンウィークで1品持ち寄りのドネーション制ということもあってか
前回の3倍くらいの参加者さんでした


 
この場に集まれるような仲間がいるということ
ただ、温かくて幸せだと感じられること
 
というのが一番大切なことだな、としみじみ感じました


こうして五感で感じあえる
美味しい愛を持ち寄って
 
お互いの思いや情報をシェアし合える場が
あるということ自体が本当にありがたい



 
今回のテーマは
『 伝える 』


人数が多かったけれど
義樹さんとぬんさんの導きで
全員の声を聞くことができました


私が最後にお話ししたのは
イベントなどは自分にとって何がしあわせなのか
豊かさなのか、気付くきっかけでもあると思うので
必要としている人に届くようにという思いを大切に
行動したい というようなことだったと思います
 
 
ぬんさんもイベントを紹介するときに
どんな想いでやろうとしているのかを書くことで
それに共感してくれる人が集まってくる
 
ということをおっしゃっていたと思うのですが
想い、というのがとても大切で

たぶんテクニックというのもあるのだろうけれど
何よりも
なぜ伝えたいのか、どんな人に伝えたいのか
そういったことが明確になっていれば
自然と伝わるものなのかもしれないと感じました



終了後にはぬんさんといろいろお話しして
人数が増えても対応していけるように

何か“ しくみ ”のようなものがあった方が
やりやすいのかな?ということも話しあったのですが

しくみ ”というのは
何かわかりやすいルールのような決まりごとである必要はなく
 
この会の発端となった想いや考えを
毎回会のはじまりに改めて紹介することと

(しあわせ・豊かさ というのは漠然としているので
何か考えるときに軸になるようなものがあるといいのかも)


瞑想とキールタンでみんなの意識をひとつにするところから
はじめること
 
以上のようなことでいいのではないかなと感じました。



初回の最初にぬんさんの瞑想があったことは
意識を内側に向けるという意味で
とても大切なことだったように感じました
 
 
人がたくさんいる場では
どうしても意識が外側に向いてしまいがちなので

自分が本当に伝えたいことに
フォーカスしやすい状態にするということです
  
 
義樹さんのキールタンもみんなの意識が一つに響きあうものだから
今度は最初にやるのもいいのではないかな

それともやっぱり最後にやったほうが感動して余韻を持ち帰れるのかな
 

きっと意識が一つになれば
今この場のみんなに必要な情報が何なのかが
自然とわかって

今、集まったメンバーで何について話し合うべきなのか
 
それぞれ自分の得意な部分や詳しく知っていることを
自然とシェアしあうことができるようになるのではないかな
 
と感じました
(それはこのあと紹介する学校のお話ともつながること、、)




私個人の気づきとしては

義樹さんからのシューマッハ・カレッジのお話や

教育理念が三愛精神(神・人・土を愛する精神)という
全寮制の愛農高校に通われている
女子高生のご参加と心を打つピュアな言葉
 
などから、学びの場について考えを巡らす機会となり



アナスタシアに出てくる
ロシアのシチェティーニン先生の森の学校のことを思い出しました
 
それはまさに私が理想だと思うような
実在する夢のような学校なんです



以下、アナスタシア第3巻 愛の空間 より

『 子供たち自身が自分たちの手で建物を建て、
キャンパスを創り、未来を創って歌を歌っていた。
ここでは10歳の少女が家を建て、素晴らしい絵を描き、
料理をし、舞踏会ダンスのステップも、ロシア武術の技能も身につけている。

彼らはこの学校で高校数学の全過程を一年で学び、三つの言語を同時に学ぶ。
天才児が集まっている訳ではなく、また、天才児を生み出そうとしているわけでもない。
 
この学校はただ、子供たちの内にすでにあるものを、
開花するままに任せているにすぎない。


ーこの学校で、どんな風に過ごしているのかを問われた少女の答えー

「私たちは毎晩、たき火の周りに集まって、
次の日のことをじっくり考えて型どります。
この家に現れるイメージについて考えるのです。」

ーあなたたちの中に責任者かリーダーはいますか?ー

「校長先生はいますが、大抵いつも、
ここで働いている私たちの共有する意識がリーダーになっています。
それを私たちはラヴァと呼んでいます。私たちの状態、イメージ、望みです。」

 
ー子供達の、授業のようで授業ではない、夢中に何かに集中している様子に
何が行われているのかを質問した時のシチェティーニン先生の答えー

「今ここでわれわれが見ているのは、つながる試みです。
つながることができれば、
子どもたちは高校数学の全過程を一年以内にマスターできるのです。
 
それは、そういう知識をもつ人々と繋がることができる生徒たちに起こります。
重要なのは、彼らの関係がいかに互いに開かれているかです。

彼らに備わっているフィールドの枠組みは、
お互いに情報をダウンロードできます。

〈 中略 〉

我々の先祖たちの記憶は、宇宙の構造と宇宙的次元での生き方を知っています。

問題を解く過程で基本的な知識が獲得されていきますが
実際に起こっているのは、忘れてしまった何かを思い出しているということなのです。

今、彼らは自分のために勉強しているのではありません。
これがとても重要な点です。

そうではなくて、彼らは自分たちが学んだ内容を、
他の人に伝えることに関心があるのです。

自分以外の人のために尽くすという動機が、大きな意味を持ちます。

彼らが何を学んでいるかといえば、
自分以外の人の魂や、熱望や、想いを理解することです。


『何かの為に』という動機が大きくなればなるほど、
知識の分野に置ける向上のプロセスはさらに成功に近づきます。

ここには『間違っている』というような言葉は存在しません。』

(本の紹介ここまで)


そこにいる全員の意識
そして先人の意識
宇宙全体の源の意識と
繋がることで

普通では考えられないような
超人的な力が開花するというようなことなのでしょうか
 
 
私は最近、このような意識の繋がりによる
情報交換というのは本当にあるように感じています
 
 

今回のテーマであった『伝える』ということも
実際に会って言葉を交わし合うことで
 
言葉以上にそれを大きく包括するような
そのひとの生き方であったり
持っているエネルギーを
より一層感じ合える貴重な機会なのだと思います。


お互いの得意なことやできることを伝え合い
協力しあい、活かしあって夢を実現していくということが

まさに しあわせで豊かな日々を実現するということなのではないかと
感じさせていただきました。



さて、今回ご紹介した『アナスタシア』は


ロシアで1千万部突破、20カ国で出版されている世界的ベストセラーで
現在、7巻まで日本語に翻訳されています

何度読んでも泣いてしまうお話などもたくさんで
何度も読み返している大好きな本です



シベリアの森の奥深く
社会から隔離された環境で育ちながらも
神様とお話するように暮らすことで
 
地球全体や宇宙全体を理解していて
本当に大切なことをたくさん思い出させてくれる本です

一人一人が、森のあるそれぞれの「祖国・一族の土地」を創れば
地球は楽園になる

そこに実る作物をいただいていれば
病気になることもない

愛と調和、平和な世界を実現できる
そういう意識へと導いて行ってくれます



アナスタシアジャパンの監修のおすすめで紹介されている
『パーマカルチャー事始め』という本の著者臼井健二さん

パーマカルチャー、ベジタリアン、自然農、自然食品といったようなことが
人々の意識に存在すらしていなかったような1979年。
自然共生型の宿をセルフビルドによって誕生させ
自然と寄り添った美しい暮らしを実践されている

まさにパーマカルチャーの先駆者

最初ちょっと音楽が大きくて聞き取りにくいのですが
分すぎからの種バンクのお話のところは特に
しあわせと豊かさの種だなと感じたのでここにご紹介しておきますね

シャンティクティ、
長年いつか行ってみたいなとぼんやり思い続けているだけじゃなくて、
実際に行動に移したいな


この記事も豊かさについて「つながり」こそが大事と
素晴らしいメッセージがたくさん詰まっています
【未来に伝えたい】古くて新しいサスティナブルライフ!臼井健二氏


アナスタシアのシチェティーニン先生の森の学校へは 
3年ほど前には日本からも訪問するツアーがあったみたいなのですが

ロシアの普通の公立の学校だというから本当に驚きです
空きが出るのを何千人も待機しているのだそうです

ドキュメンタリーDVDがあるそうなので見てみたいです。
上映会も実現できたらいいな



いろんな想いが膨らんだ
素晴らしいきっかけとなりました

本当にありがとうございました


また次回以降も楽しみにしています

(今回も参加者のみなさんが素敵な感想を書いてくださっているので
 イベントページをよかったらご覧になってくださいね
https://www.facebook.com/events/641439176295867/

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