2019年5月20日月曜日

テラ(六十面体)・テトラヒドラ(正四面体)での マカバ瞑想





ウエサクの満月直前の昨日は
テラ(六十面体)・テトラヒドラ(正四面体)での
マカバ瞑想&特別講義に参加してきました 
 
 
なんていうか、もう覚悟を決めて
あえて眠らせておいた力を目覚めさせて
発揮してゆく時がきたのだな、と実感させていただきました
  
 
宇宙と地球と
時空を超えた“ 私 ” という純粋な存在意識とが
いつでも調和できていたなら 
 
いるべきところにいることができて
必要な時に必要なことが起こる以外ありえなくて
それがまさに、いつでも幸せでいるということ
 
 
ならば、どうやっていつも調和していられるのか、という体験が
ここにはありました


南を向いて前方に太陽を感じ、後方に月を感じながら
地球を見つめる瞑想 
 
「月のように美しく、太陽のように暖かく、 大地のように力強く」と祈る
ウエサク祭が今年は土曜日ということで
人混みが苦手な私はどうしようかと思っていたところ
 
ちょうどまさしく、むしろその祈りの状態を
直接体験するような瞑想でした
 

正四面体のマカバ瞑想は
三角の向きを変えるだけで
まるで違った感覚だったのが面白かった!
 
私はいつも、瞑想といえば
浮かんでは消えていく妄想のようなものをいかに無くすか
という方向ばかり意識していたのだけれど
 
 
最初の南向きにやった時
意識の世界で源から溢れるような自分にぴったりとくる “意思” を受け取って
 
ちょうど、役割を引き受ける、みたいな感覚で

それが具体的に実現されてゆく力のようなものを
感じました
 
そういうことは努力とか計画性だとか
多少辛くても自分の力でやらなければならないこと
 
みたいに捉えてしまってた部分がまだまだあったけれど
 
  
本当に委ねてしまえば
宇宙のサポートが100%受け取れるのだ
そういうエネルギーが本当に存在してるんだ
ということを感じることができたのです
 
 
言葉や理屈でなく
この直接体験、というのがいかに大切か
ということを
最近はたくさん実感させていただいています


テラ(六十面体)の中での瞑想は
ガーヤトリーマントラ108回を毎日唱え続けて
1ヶ月くらい経った頃の感覚に似ている、と感じました
 
 
自分がこの世界の全ての源となって
あらゆるものを動かしているような
そんな偉大な力と一体となる感覚
 
(この中に入るだけで一瞬でこの状態に入れるなんて
私のあの苦労は一体なんだったの?と思ったりして)
 
 
ピラミッドパワーというのはなんとなく知っていたけれど
形の持つパワーって本当にすごいのだな
と実感させられました

東京からこのためだけに来られている方や
何度も参加されている方もいらっしゃって
会場は適温に調節していただいていたにも関わらず
 
ちょっとのぼせたみたいな感覚に
内側から湧き上がってくるエナジーがなんだかすごかったです
 
 
同じ人でも入るときによって
また違った感覚が味わえるそうなので
また体験してみたいなと思いました



第二部の特別講義の内容が
「皇位継承の高御座(たかみくら)と、王座の位置について」

ということで、最初、瞑想とどういう関係が?と思っていたのですが

 
地球全体をグリッド構造として捉えて
あるべき場所で起こるべき時に起こるべきことが
起こっているということの例、、のような感じなのかなと考えたら
 
ふと随分前に購入したけれど難しすぎてほとんど読めなかった
『エノクの鍵』という本のことを思い出して開いてみると
 
まさにこの本に全部書いてあった!と思うような
キーワードがたくさん
 
 
改めて読んでみると
相変わらず文章自体の意味は不明なのだけれど
言葉の組み合わせから脳内で化学反応を起こして受信できる情報が
感覚的になるほど!となっていて
 
それはまさにしんちゃん先生とお話ししている時と
同じ感覚で
 
頭で理解しようとするとわからない
 
けれどまさに私が今回のインドで学んできた
アドヴァイタ ヴェーダンタ(不二一元論)
 
真我(ブラフマン)が、唯一の実在だと捉える
その領域で感じるように聞いていると
 
なるほど
となるのです
 
 
こんな風に書くとなんだかとても難しそうに感じるかもしれませんが
 
私がこういうことを知りたいと思ったのは
とても単純に
 
Moojiのバジャン(キールタン)の人たちは
そんなに歌が上手いとは言えないような人も
素晴らしく心地よく癒されるような波動を放っていて
 
一体これはどうやったら?
 
ということがどうしても知りたかったからなのです

 
言葉では説明できない絶対的な愛と調和、癒しの領域
 
そこに入り込んで、
歌う、のではなく
ただただ神様の楽器になったみたいに

自分を明け渡す
 
ということが答えだったと感じています
 
 
結局はみんないろんな方法で
その領域を再び思い出し
 
実存の世界にどう投影していくのか
を探求しているのかな
 
この地球に降り立って
 
という風に感じています
 
 
交流会の前にKirtanを歌わせていただけて
みんなで Lokah samastah sukhino bhavantu を
 
パワフルな日に
パワフルな場所で
 
いつもは大体いろんな神様の歌を歌って
最後に歌うときのような
 
この1曲しか歌っていないのに
それくらい祈りの力が強く美しく感じられました
 
 
この素晴らしい体験に感謝



2019年5月15日水曜日

『SEED 〜生命の糧〜』の試写会に行ってきました



種は命を未来に繋ぎ、繁栄をもたらすもの
 
大地に根を張り、大きく成長して花開き、実を結ぶ
命や、夢を実現する源のようなもの 
 
そんな種の94%20世紀に消滅してしまった

それは、命の多様性、可能性の多様性が失われたのと同じこと
 
想像以上に大きな影響が広がっていく
未来を左右するような大切なこと 
 
だけど多くの人がこのこと自体をまだ知らなかったり
知っていても何もできないでいたりする




この映画が素晴らしいと思ったのは
現実がどれほど残酷かを見せつけるだけのものではなく
 
事実を知る機会を与えた上で
ポジティブさや命の力強さ、愛おしむ心を感じられるような
 
まさに「種」の持つエネルギーがみなぎっているところ



こんなに大変なことになるんだぞ
と脅すようなやり方になってしまうのは
 
むしろ、種を汚染したり破壊したりしていっている
勢力のやり方と同じになってしまう
 

でなければならないと思う
 
命を育むチカラ


 
 
そして、具体的に
種を守る活動に参加できる方法を提示しているから
実際に行動を起こすことができる



個人的には、歌うことが好きなので
歌いながら種を取り出す作業をする女性や
歌いながら種を運んでいく子供達

歌を歌っているシーンがいくつか登場したのが
なぜか心に残っています



「自由に生きるためには、種を自由にしないと」
ーヴァンダナシヴァ



世界中の種の守り人が挑戦し、活動している
そんな生き生きと力強い存在の輝きに
思わず涙が滲んだりしました




自分だけが幸せでいることなんてできない

大地も水も空気も繋がっている
 
この美しい地球という星は
一続きに繋がっているのだから
 
どこかの誰かが間違ったことをしてしまっていても
私には関係ない、とは言っていられないのだ
 
 
きっと私たちは今
お互いに協力しあって
未来を創造してゆく時にあるのだろうと思う
 
 
これまでの好奇心や虚栄心、恐怖の裏返しだとか
とにかく目の前の一時的な喜びや安心のために
 
消費するばかりの生き方から
変化する時なのだろうと思う
 
 
 
ちょうど前回の投稿
『しあわせについて、豊かさについて、話をしよう』の感想でも
臼井さんの種バンクのことをなぜか紹介したくなって
 
そして繋がりあって
協力しあい、活かしあって夢を実現していこう
というようなことを書いていて
 
繋がっていたことにも気づきました
 
 
私は実は前の用事が予想以上に長引いてしまって
最初の230分ほど見逃してしまったのですが
 
最初の方が先住民の文化について
とても興味深い内容だったそうなので
もう一度見てみたいと思いました
 
 
先着30名と聞いていて
遅れてしまったから最初は諦めようと思ったけれど
ダメ元でとにかく行ってみてよかった
 
最後まで諦めない、という教訓のようにも感じた体験でもありました
 




 
映画「シード ~生命の糧~」
(原題 Seed: The Untold Story
製作年 2016 アメリカ
監督タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ
出演:ヴァンダナ・シバ、ジェーン・グドール、他
配給 ユナイテッドピープル


野菜の種子が持つ多様性を探っていくドキュメンタリー。気候の変動や、多国籍企業による世界の種子市場独占などにより、20世紀だけで実に94%が消滅してしまった種子。遺伝子組換え作物が市場に登場したことから、農家が種子を保存し翌年にその種子を蒔くことが多くの国々で禁止されるようになった。「種子は私たちの子孫」とトウモロコシの種を守り続けるアメリカの先住民、北極圏に位置するスヴァーバル諸島で人類の終末に備えて最大300万種の貯蔵が可能な貯蔵庫への種子の保存といった種を守るために立ち上がった人たちや、バンダナ・シバ、ジェーン・グドールといった著名な活動家たちを追い、種子の多様性を守る方法を探っていく。



公式ホームページ
http://unitedpeople.jp/seed/

信一(文化人類学者)さん、堤未果(国際ジャーナリスト)さんらも
コメントを寄せておられます



518日は反モンサント世界同時アクションが行われるそう
東京のイベントページはこちら

2019年5月7日火曜日

ツナガル・ツタエル しあわせと豊かさのタネ


あっという間に1週間たってしまいましたが
平成最後の日は
『しあわせについて、豊かさについて、話をしよう vol.2
 with 堀田義樹&ぬん』に参加してきました


この会は「しあわせの経済フォーラム」に
キールタン(歌うヨガとも呼ばれるインドの賛美歌のようなもの)を
担当された堀田義樹さんと

ヨガや呼吸法、瞑想などを担当されたぬんさんが
 

『自分のためだけのヨガを超えて、社会や地球のためのヨガを広げていくこと。
ヨガの世界と、社会や環境活動の世界を融合していくこと。
ヨガが、これからの時代の変革に大きな役割を果たせると信じて』

とにかく何かやってみよう、と
手探りながらもはじめてくださったものです



私はこれからの時代は
何かこれまでの時代とは
全く違ったやり方でやっていくのがいいのではないかな、
と感じているので


このようにとにかくやってみて、会を重ねていきながら
みんなで良い方法を探していく
 
というのは
とても素晴らしいことだと感じています



前回の感想を
イベントページに参加者のみんなで書き込んだところ
それを読んで次回はぜひ参加したいと感じてくださった方も多く
https://www.facebook.com/events/757598881266066/


ゴールデンウィークで1品持ち寄りのドネーション制ということもあってか
前回の3倍くらいの参加者さんでした


 
この場に集まれるような仲間がいるということ
ただ、温かくて幸せだと感じられること
 
というのが一番大切なことだな、としみじみ感じました


こうして五感で感じあえる
美味しい愛を持ち寄って
 
お互いの思いや情報をシェアし合える場が
あるということ自体が本当にありがたい



 
今回のテーマは
『 伝える 』


人数が多かったけれど
義樹さんとぬんさんの導きで
全員の声を聞くことができました


私が最後にお話ししたのは
イベントなどは自分にとって何がしあわせなのか
豊かさなのか、気付くきっかけでもあると思うので
必要としている人に届くようにという思いを大切に
行動したい というようなことだったと思います
 
 
ぬんさんもイベントを紹介するときに
どんな想いでやろうとしているのかを書くことで
それに共感してくれる人が集まってくる
 
ということをおっしゃっていたと思うのですが
想い、というのがとても大切で

たぶんテクニックというのもあるのだろうけれど
何よりも
なぜ伝えたいのか、どんな人に伝えたいのか
そういったことが明確になっていれば
自然と伝わるものなのかもしれないと感じました



終了後にはぬんさんといろいろお話しして
人数が増えても対応していけるように

何か“ しくみ ”のようなものがあった方が
やりやすいのかな?ということも話しあったのですが

しくみ ”というのは
何かわかりやすいルールのような決まりごとである必要はなく
 
この会の発端となった想いや考えを
毎回会のはじまりに改めて紹介することと

(しあわせ・豊かさ というのは漠然としているので
何か考えるときに軸になるようなものがあるといいのかも)


瞑想とキールタンでみんなの意識をひとつにするところから
はじめること
 
以上のようなことでいいのではないかなと感じました。



初回の最初にぬんさんの瞑想があったことは
意識を内側に向けるという意味で
とても大切なことだったように感じました
 
 
人がたくさんいる場では
どうしても意識が外側に向いてしまいがちなので

自分が本当に伝えたいことに
フォーカスしやすい状態にするということです
  
 
義樹さんのキールタンもみんなの意識が一つに響きあうものだから
今度は最初にやるのもいいのではないかな

それともやっぱり最後にやったほうが感動して余韻を持ち帰れるのかな
 

きっと意識が一つになれば
今この場のみんなに必要な情報が何なのかが
自然とわかって

今、集まったメンバーで何について話し合うべきなのか
 
それぞれ自分の得意な部分や詳しく知っていることを
自然とシェアしあうことができるようになるのではないかな
 
と感じました
(それはこのあと紹介する学校のお話ともつながること、、)




私個人の気づきとしては

義樹さんからのシューマッハ・カレッジのお話や

教育理念が三愛精神(神・人・土を愛する精神)という
全寮制の愛農高校に通われている
女子高生のご参加と心を打つピュアな言葉
 
などから、学びの場について考えを巡らす機会となり



アナスタシアに出てくる
ロシアのシチェティーニン先生の森の学校のことを思い出しました
 
それはまさに私が理想だと思うような
実在する夢のような学校なんです



以下、アナスタシア第3巻 愛の空間 より

『 子供たち自身が自分たちの手で建物を建て、
キャンパスを創り、未来を創って歌を歌っていた。
ここでは10歳の少女が家を建て、素晴らしい絵を描き、
料理をし、舞踏会ダンスのステップも、ロシア武術の技能も身につけている。

彼らはこの学校で高校数学の全過程を一年で学び、三つの言語を同時に学ぶ。
天才児が集まっている訳ではなく、また、天才児を生み出そうとしているわけでもない。
 
この学校はただ、子供たちの内にすでにあるものを、
開花するままに任せているにすぎない。


ーこの学校で、どんな風に過ごしているのかを問われた少女の答えー

「私たちは毎晩、たき火の周りに集まって、
次の日のことをじっくり考えて型どります。
この家に現れるイメージについて考えるのです。」

ーあなたたちの中に責任者かリーダーはいますか?ー

「校長先生はいますが、大抵いつも、
ここで働いている私たちの共有する意識がリーダーになっています。
それを私たちはラヴァと呼んでいます。私たちの状態、イメージ、望みです。」

 
ー子供達の、授業のようで授業ではない、夢中に何かに集中している様子に
何が行われているのかを質問した時のシチェティーニン先生の答えー

「今ここでわれわれが見ているのは、つながる試みです。
つながることができれば、
子どもたちは高校数学の全過程を一年以内にマスターできるのです。
 
それは、そういう知識をもつ人々と繋がることができる生徒たちに起こります。
重要なのは、彼らの関係がいかに互いに開かれているかです。

彼らに備わっているフィールドの枠組みは、
お互いに情報をダウンロードできます。

〈 中略 〉

我々の先祖たちの記憶は、宇宙の構造と宇宙的次元での生き方を知っています。

問題を解く過程で基本的な知識が獲得されていきますが
実際に起こっているのは、忘れてしまった何かを思い出しているということなのです。

今、彼らは自分のために勉強しているのではありません。
これがとても重要な点です。

そうではなくて、彼らは自分たちが学んだ内容を、
他の人に伝えることに関心があるのです。

自分以外の人のために尽くすという動機が、大きな意味を持ちます。

彼らが何を学んでいるかといえば、
自分以外の人の魂や、熱望や、想いを理解することです。


『何かの為に』という動機が大きくなればなるほど、
知識の分野に置ける向上のプロセスはさらに成功に近づきます。

ここには『間違っている』というような言葉は存在しません。』

(本の紹介ここまで)


そこにいる全員の意識
そして先人の意識
宇宙全体の源の意識と
繋がることで

普通では考えられないような
超人的な力が開花するというようなことなのでしょうか
 
 
私は最近、このような意識の繋がりによる
情報交換というのは本当にあるように感じています
 
 

今回のテーマであった『伝える』ということも
実際に会って言葉を交わし合うことで
 
言葉以上にそれを大きく包括するような
そのひとの生き方であったり
持っているエネルギーを
より一層感じ合える貴重な機会なのだと思います。


お互いの得意なことやできることを伝え合い
協力しあい、活かしあって夢を実現していくということが

まさに しあわせで豊かな日々を実現するということなのではないかと
感じさせていただきました。



さて、今回ご紹介した『アナスタシア』は


ロシアで1千万部突破、20カ国で出版されている世界的ベストセラーで
現在、7巻まで日本語に翻訳されています

何度読んでも泣いてしまうお話などもたくさんで
何度も読み返している大好きな本です



シベリアの森の奥深く
社会から隔離された環境で育ちながらも
神様とお話するように暮らすことで
 
地球全体や宇宙全体を理解していて
本当に大切なことをたくさん思い出させてくれる本です

一人一人が、森のあるそれぞれの「祖国・一族の土地」を創れば
地球は楽園になる

そこに実る作物をいただいていれば
病気になることもない

愛と調和、平和な世界を実現できる
そういう意識へと導いて行ってくれます



アナスタシアジャパンの監修のおすすめで紹介されている
『パーマカルチャー事始め』という本の著者臼井健二さん

パーマカルチャー、ベジタリアン、自然農、自然食品といったようなことが
人々の意識に存在すらしていなかったような1979年。
自然共生型の宿をセルフビルドによって誕生させ
自然と寄り添った美しい暮らしを実践されている

まさにパーマカルチャーの先駆者

最初ちょっと音楽が大きくて聞き取りにくいのですが
分すぎからの種バンクのお話のところは特に
しあわせと豊かさの種だなと感じたのでここにご紹介しておきますね

シャンティクティ、
長年いつか行ってみたいなとぼんやり思い続けているだけじゃなくて、
実際に行動に移したいな


この記事も豊かさについて「つながり」こそが大事と
素晴らしいメッセージがたくさん詰まっています
【未来に伝えたい】古くて新しいサスティナブルライフ!臼井健二氏


アナスタシアのシチェティーニン先生の森の学校へは 
3年ほど前には日本からも訪問するツアーがあったみたいなのですが

ロシアの普通の公立の学校だというから本当に驚きです
空きが出るのを何千人も待機しているのだそうです

ドキュメンタリーDVDがあるそうなので見てみたいです。
上映会も実現できたらいいな



いろんな想いが膨らんだ
素晴らしいきっかけとなりました

本当にありがとうございました


また次回以降も楽しみにしています

(今回も参加者のみなさんが素敵な感想を書いてくださっているので
 イベントページをよかったらご覧になってくださいね
https://www.facebook.com/events/641439176295867/

2019年5月5日日曜日

愛の中に過ごした Kirtan Camp with 堀田義樹 2019




それはまるで、『私はこのような世界を望んでいるのです』
という想いを丸ごとみんなで実現したような3日間でした
 
27日から29日(オプションプログラムは前日の26日から)
生駒のクンダリーニヨガセンターにて主催させていただいた
堀田義樹さんのKirtan Camp

3回目となった今年は、前日から参加の少人数から
まずは“ とのチューニングを行なって
始めることができたということもあってか
 
初日からもうすでに最終日のように感動した
とみなさんに言っていただけるような機会となりました



 
愛とは、幸せとは、平和とは
漠然としていて言葉で表すのが難しい
 
だけどきっとKirtanという祈りの歌を歌うとき
それがいったい何なのか、
そしてどこにあるのかというのは
きっと一番大切なことなんじゃないかと思う
 

 
ご飯を担当してくださった
カヨちゃんが言ってくれたこと
 
平和ってなあに?って聞かれても
ほわっとしていて答えるのが難しい
 
だけどこの光景を思い出したら
こういうことだよって
言語化して説明してあげることができるような気がする
 
 
これを聞いた時
とてもとても嬉しかった
 
そんな風に言ってもらえる場創りに携われたこと
 
そしてそれを言ってくれたのが芸術的で
体がとても元気になる本当に素晴らしいお料理を
してくださる人だったということも



他の皆さんの感想も本当に素晴らしくて


ありのままでいいんだって安心して
素敵な時間をみんなで創れました
 
全てが「愛」の循環の中にいた

みんなが一つの生命体になったような時間
命を愛おしく抱きしめるような時間

愛の家族に帰ってきたと感じた
 
愛のパワー(それがキールタンで何より大切なこと)そして声というものの奥深さを心から感じた

これは一体なんだったんだろう、という
愛と幸福のような、それを超えた何かを感じた


思い出すだけでいつまでも泣けてくる





技術だけじゃなくて
キールタンの根底にある一番大切なことを教えて頂き、実感出来た

自分のことを批判しているのは、実は自分だけで
周りのみんなはむしろ応援してくれていたということに気づけた

メンタルな原因で出なくなっていた声が
最後にはとても気持ちよく出せるようになった


在り方や生き方をシェアして頂き、peacefulな状態を体感した


私が求めていた美しい世界ははるか遠い場所にあるのではなく
すぐ目の前に、そして私の中にあるということを改めて気づかせてもらいました。
.
私に出来ることは何なのかこれからゆっくりお返ししたい、
そしてこの気持ちを忘れずに過ごして行きたい


 




などなど他にもたくさん
感想としてみんなが伝えてくれたことは
 

私がそんな風に感じていただけるような場にしたい
と思っていたことがちゃんと実現されていたのだと
証明してくださるようだった
 


この合宿では主催者として
参加者の皆さんにとって居心地の良い場所であると共に
義樹さんにとってベストな状態で
皆さんにこれまで学んできたことを
シェアできるようにということを心がけていたのだけれど


私がインドで体感してシェアしたいって思っていたけれど
一体どうやったらそれができるのかわからなかったこと
 
 
至福を超えた何か
愛そのもの
ただシンプルな存在として今を感じると、
安心と幸せはいつもそこにあるということ
 
 
そういったことがなぜだかちゃんと
届いているのだと感じることがたくさんありました



きっとそれは
義樹さんが神様を通して私の願いを聞いてくださって
実現してくださったのかもしれないし
 
 
もしかしたら
みんなの中に眠ってしまっていただけで
ちょっとしたきっかけさえあれば
 
例えばこの合宿での
義樹さんの優しいヴォイスワークやキールタンで
開かれた状態、ありのままでいられる状態
ならば
 
簡単に思い出せることだったのかもしれない
 

 
最後の演奏が終わって
こういうことだよ “って
義樹さんに言ってもらって深くうなづいた
 
 
それは言葉ではとうてい表せない
私たちの集合意識の
純粋なきらめきの状態のことだったように思う



 
義樹さんが終了後にこんなに何度も何度も
ステージとハルモニウムに感謝を表しているのを
見るのは初めてで
 
 
今年もこの合宿を開催することができて本当に良かったなと
なんだか涙がこみ上げてきたりした

最後の演奏はそれぐらい本当に素晴らしかった

 
前日のみんなの演奏会もまた、本当に素晴らしくて
そのとき受け取ったものに対して、
義樹さんは全力でお返しをしてくださったのだと感じた

誰かが神様に捧げたものは
他のみんなが受け取ることができて
受け取った愛を一人一人の内側でさらに増幅させて
また神様に捧げて
 
そんな愛の循環が起こっているように感じた

 

 
みんなの演奏会は
まだまだ初心者の方も多い演奏会だったのにも関わらず
休憩無しに3時間
疲れるどころかますます元気をいただいたように感じた
 

一人一人本当に神様なのだな、と実感できるような
愛とか煌めく何かを感じ続けて


全員の演奏が終わった後、
義樹さんはまるでブッダのように静寂の中、
光を放つようにいつまでも余韻を味わい尽くして
瞑想するみたいに座っておられたので
 

私は思わず
最後を義樹さんにこんな風に締めくくっていただきたい
というのを自ら歌ったのでした
 
 
最後にみんなで唱えたOm Shantiは本当に
この響きが世界を平和にしているのだと確信できるようだった




瞬間瞬間
奇跡のような愛のきらめきに満ち溢れていた


思い返せば義樹さんは、出会った時からいつでも
特別な人にしかできないなんてことは絶対にない
自分もやろうと思えばできるのだということを
私に教えてくださっているように思う

この合宿の間にもそのようなお話もしてくださった
 



初日のオプションプログラムで
山道をハイキングしてお寺の跡地に行ったのだけれど
 
その道のりをおしゃべりせずに
それぞれ瞑想しながら歩いた
 
 
私はこの自然のすべて
葉っぱの一枚一枚
土の一粒一粒
空気
全部が愛だったんだ
と強く感じて

歩きながら号泣してしまった


 
その時頭の中で何度も
Moojiの『 Timeless love 』という言葉が
響いていた

Moojiとは、今年、私がインドでSatsangに参加してきた
近代における最大の覚者と言われているラマナマハルシや、パパジの弟子の
Advaita Vedanta(非二元主義、自己探求に基づく哲学)の教師》




その言葉の意味はそのまんま
時を超えた(永遠の)愛なのだと思っていたけれど
 
 
この時、宇宙の全てが愛だったのだと全身で感じたことで
やっと本当の意味がわかったように思う



合宿終了直後に取り急ぎ
みんなの集合写真をアップしたくて
 
さらりと出てくる言葉を綴ったら


たとえこの肉体を離れても
この愛はもう見失わない
 
だった


これ以上
何も求めるものなんかないと思った。。。



ゴールを体感したならば
自然と一瞬一瞬の選択が迷いなく決まってゆく
 
 
きっとこの体験が奇跡なんかじゃなくて
日常になる時が来ると信じている





終了後、みんなを見送ってスタッフで反省会というか振り返りをしてから
ひとりで京都へと帰る途中
 
慣れない近鉄電車の乗り継ぎがどうしても間違えてしまって
なかなか帰れなかった 
 

普段は電車の乗り継ぎを間違えるということがあまりない私は
荷物が多くて普通に乗り継ぐだけでもたいへんだったということもあって
 
(前後にバックパックとカートでハルモニウムを引っ張って
まるで荷物が歩いてるみたいな状態 笑)
  
 
最後には駅員さんに
何回乗り換えても京都に帰れないんです、と
泣きながら訴えてしまった
 

駅員さんはとてもとても優しくて
「大丈夫ですよ、僕でもたまにぼーっとしてたら間違えるんです
 この駅の構造がややこしくなってるんです」と言って
 
私がちゃんと京都行きの電車に乗り込むまで付き添ってくださって
次の乗換駅でもそこの駅員さんに案内してもらえるように
連絡をしてくださった
 
 
この時、私はどこか
キールタンとかヨガとか自然な暮らしを好む自分の周りの仲間たちと
一般的な人々とを区別してしまっていたことに気づかされた
 
 
駅員さんは、さっきまでの仲間たちと
なんの変わりもなく愛をもってあたたかく接してくださったのだ




周りに起こる現象は
すべて自分の意識が創り出している
 

いつ、どんな時も、どこでだって
この合宿で体験した状態を実現していられるようで在りたいと思う

 
 
共にこの貴重な体験を創り上げてくださった皆さん
スタッフとして支えてくださったKenさんマリナさんカヨさん
そして何より義樹さんに


最幸の愛と感謝と言葉にならない想いをこめて